コーヒーのしずくと紙のしみ

好きなこと書いていけたらいいなって思います。

雑感

詩とは何か

春のうららに当てられて、ふらっとどこかに宛もなく足を運びたくなる日柄。資本主義的に行かなければならない道筋と、一方で原始的に生きたいと切に願う。現代人の特性の一つには「矛盾性」というのが挙げられると感じてしまいます。 そんなことより、とても…

お金を稼ぐって大変

なんだかんだで一ヶ月以上もの間放置してしまいました。当初は自分への課題として二日に一回何かを書く、そしてそれはある程度までは律儀に守られていたのですが今となっては三ヶ月ほどしか続かないおぼこい恋愛のようなものでした。 ただ頭の片隅では、何で…

頑張れない人

五月を目前にして新緑の季節を予感させる強い雨が降っています。ひとしきり降った後はきっと過ごしやすいだろうと予感させる雨でもあります。雨が降ったら嫌だなと思うだけじゃなくもう少し自然を愛でることができたらなと思います。どうせ不平不満を言って…

自分が何ものであるか、もう一度考えよう

Hetain Patel: Who am I? Think again - YouTube 「自分って何だろう」と考えたことは誰しもあるはず。特に中学二年生ぐらいの男の子だったら、こんな問いを真剣に考えて「俺は他の人と違う」と根拠の無い自信からややこしいふるまいや思想をひけらかしてし…

他力と自力

二月の初め頃は五時頃には日が落ちて辺りは暗くなっていたのに、今では明るい空が見受けられます。仕事の帰り道も、家に向かわずにどこかに行きたくなりますがどこに行くわけでもなく、しばらくは落ち着いた日々が予感させられます。 以前、会社の人がやり取…

コンテキストに盲目

昨夜から黙々と降り続け、朝には目を見張るような白さが辺りを覆っていました。私は土曜日出勤のため、雪の中朝から出社しましたが、荒天のために朝礼の時点で各自の必要な業務が終わり次第早期退社をしてもよいとの達しがありました。私の行っている会社は…

あなたは誰ですか。

こんにちわ。二月一日。 あなたはどこから来たの? 昨夜、腐れ縁の友人と朝までパーリナイ!静かに飲む相手がいないとお誘いがあったので家からはるばる友人の家にお邪魔してきました。というわけで泊まりがけで先ほど家に着いて、何か届いているなと郵便ポ…

素顔は見たことない

Billy Joel - The Stranger - YouTube 雲と雲、建物と建物の間からさす太陽の光が少しずつですが長くなっているように感じます。ロシアでは極寒でありながらも、太陽の恩恵を受け、街に連なるつららが一滴ずつ涙を流すように溶ける2月頃を表して、光の春と言…

みんな悩んで大きくなった

一日、春先を思わせるような暖かさでした。こうやって油断させてまた来週から刺し込むような鋭い寒さが来るんでしょうね。今は静かで柔らかい雨が降ってきます。外出をさせまいとする優しいお節介を感じさせます。 昼間に何気なくニュースを眺めていたら、一…

何も無いことが、ある

一月二十一日、京都は東寺のお初弘法。 空海上人が入寂された3月21日に因んで、もともとは年一回だったのが毎月21日に開かれるようになった楽しい骨董市です。生憎の平日だったのでいけませんでしたが、是非とも行きたいステキな催しです。元来、縁日と…

紋切り型を切り抜けば

陽が沈みきらないうちに見える月は、空に星もなくただひとりぼっちに見えてしまいます。だけれどひとりぼっちを感せずに気楽に太陽の光を受けて輝いている。ひとりだからってひとりじゃないと、淡く琴線に触れるかのような何かの象徴のようにも感じませんか…

良薬口に苦し毒も同じく

ほんの少しだけ日が落ちるのがゆっくりになっているように感じます。まだまだ寒いので体の調子とはよく相談していきたいものです。 今日の帰り道に見える月は雲と雲のあいだから顏を出し、雲のマフラーをしているみたいでとってもステキでした。 明日は満月…

どれだけ時が過ぎても

Carol Sloane - As Time Goes By - YouTube 成人式の日ですね。今期に成人として式典を迎えられた方々にお祝いをこの場でさせてもらいます。 式典での、先に成人を迎えられた諸先輩方はきっと、二十歳を契機に社会的な責任が大きくなり、またその責任を全う…

オリオン座がほのめかすこと

ふと空を見上げれば、私の住んでいる地域だとオリオン座が頭の上で輝いている時期です。じっと見ていられるほど外で呑気にしていられない季節です。気がついたら雪がちらつくようになってしまいました。今の寒さよりも明日の寒さを気にしてしまいます。 オリ…

一寸のささくれ

朝、庭先に霜が降りていて、恐る恐るその上を歩くとキシキシと小気味良い音を立てていました。冬の朝は他の季節と一線を画す景色を見せてくれるので、寒くなるのもちょっとだけ楽しみです。 まだまだ寒くなるよ、と意地悪げな冬の顔が垣間見えるのも悪くない…

夢を語る会

新年早々、姪っ子から始まり、兄夫婦。次に両親。最後に私と風邪の伝搬ゲームが始まり、最悪な体調のまま三が日と今までを過ごしております。 お手伝いしにいっていたお店も、普段のお店からは考えられないぐらい繁盛していたので、病気持ちの体にはなかなか…

恭賀新年

明けましておめでとうございます。何卒、今年もこれからもよくしてください。 もう年号を書く機会があったときに何ともなしに「2013年」やら「平成二十五年」と書いてしまいました。皆さんもそういう経験はあって? 四計の一つに「一年の計は元旦にあり…

はたらきたい展にいき

大晦日の夜は普段より特別で意識してしまうのですが、この朝はいつもと変わらないように感じます。 一年の最後の朝を気にしないで過ごせるなんて、穏やかで悪くないんですね。 働くことを意識してしまうと昨日書いたのですが予てから丁度良いタイミングだな…

一年の計にむけて

今日は大晦日の前の日、小晦というそうです。 冷え込みが一層厳しくなり、今さら冬だなんて言うのもおこがましいほどの寒波です。クリスマスの頃の浮足立った気持ちは、年末よりも新年に、つま先立ちでどういう一年を過ごせるかなと足早になっております。 …